2021.07.27

あまーが入れてくれるおいしいコーヒ − 台湾 高雄:隘堤咖啡館

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台湾産バナナが有名な高雄の旗山というエリアに台湾全土で一番古いと言われる隘堤咖啡館(アイティーコーヒー館)というカフェがあります。

古いとはどういうことなのでしょうか?
なんとこちらのスタッフはみんなおばあちゃん=阿嬤(あまー)なのです。

カフェの名前、隘堤には3つの意味があります。

  1. 旗山区の中の圓富というこの辺りはかつて口隘庄と呼ばれていて隘堤という堤防があったことから。
  2. 愛替(アイティー)とは台湾語でおしゃべりが大好きという意味から。
    愛替來加替 おしゃべりが好きならこっちに来ておしゃべりしようという意味です。
  3. あまーたちの平均年齢は80歳(エイティー)であることから。

あまーたちはコーヒーの入れ方についてトレーニングを受けています。
それから、こちらのパイナップルケーキは旗山で取れる無農薬の米から取れた糠を使用してあるのですが、なんとあまーたちの手作りで、コーヒーともよく合います。
そして、箱の絵もあまーたちが書きました。

3人のあまーが色や香りを一緒に確かめながら、コーヒーを入れてくれる姿はとっても可愛いらしく、コーヒーを入れてくれた後は一緒に愛替(おしゃべり)のお供をしてくれました。

特別なコーヒーを飲みに、心温まる交流をしに、あまー達に会いに行ってみてください。

以前にご紹介した記事の中にもあったcama café路易莎咖啡とはまた違った楽しみがあると思います。

〈注意〉
あまーたちは高齢なので、長時間勤務することはできません。
行く前に必ず予約確認してください。
連絡先:陳さん メール:dachang353@gmail.com

隘堤咖啡館

高雄市旗甲路2段256巷4号2階 圓富社區活動中心
(コミュニティセンターの2階)

行き方:高鐵左營駅(台湾新幹線)から旗美國道快線E01に乗り旗山轉運
そこからE32に乗り換えて口隘庄内で下車

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