2021.07.15

MRTの小さな旅 − 象山駅

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前回のMRTの小さな旅はオレンジのライン、三和國中駅でした。
今日は赤いライン、淡水信義線の終点である象山駅を紹介しましょう。
象山駅は台北の中心である信義地区にあり、駅周辺はオフィスビルばかりですが、近くに象山と呼ばれるハイキングコースがあり、都会で有りながら気軽に自然を堪能することができます。
象山は隣接する獅山、虎山、豹山と合わせて四獸山と呼ばれています。

全行程約2時間程度のハイキングですが、普段運動不足の方や、景色を楽しみたい場合はゆっくり時間をかけても良いかもしれません。

それでは一緒に象山に登ってみましょう。
駅を出たら象山公園の隣を通って、象山親山歩道と言われる登り口に向かいます。

象山親山歩道登り口

登り口までは小さな売店しかありません。ここで飲み物を買う、もしくは事前に準備しておきましょう。登り口から頂上まで約40分ほど。階段が続くのでゆっくりゆっくり登って行きましょう。頂上に着いたら、岩に登って、台北のシンボルタワーである台北101を背景に記念撮影はいかがでしょうか。もし、台北の夜景を楽しみたいなら夜に登るのも良いかも。
※夜に行く場合はくれぐれもお気をつけくださいね。

この日は、幸運にも青い胴体と長い尾っぽが美しいヤマムスメと言われる野鳥(台湾名:台灣藍鵲)を見ることができました。

象山煙火平台

象山煙火平台からは台北101のカウントダウン花火がちょうど良い角度で見ることができます。
年末年始に台北に行くことがあれば、記念にハイキングするのも楽しいかも。

ハイキングが終わったら、象山駅近くに戻り、台湾の食材と世界一の技術を組み合わせた人気ベーカリー、吳寶春麥方店で一休みするのはいかがでしょうか。

吳寶春麥方店(ウーバオチュンパンディエン)

この日はカフェエリアでトマトとモッツァレラチーズが美味しい義式怕尼諾(イタリアンパニーニ)とコーヒーのセットをいただきました。

ハイキングの疲れを癒してから、お土産にパンやパイナップルケーキを選ぶのも楽しいかもしれません。

人気は2008年にアジアチャンピオンとなった酒釀桂圓麵包(リュウガンパン)、台湾産龍眼が練り込まれています。それから2010年世界チャンピオンとなった際の荔枝玫瑰麵包(ライチ薔薇パン)。最近ではオートミルク OTALYを使ったトーストも発売されているよう。

今日も楽しめましたか?
次はどこに行きましょうか。

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