2022.06.27

台湾のレシートクラウド保存 − 載具

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スーパーやコンビニで買い物をすると「要袋子嗎?(袋は入りますか?)」とよく聞かれますが、最近はそれに加え「發票存載具嗎?」 と聞かれることが多くなりました。

存載具とは何でしょうか?
買い物をした際に発行される発票(レシート)をクラウド上(アプリ)に保存することで、台湾の財政部が省エネ、ペーパーレス、炭素削減を目的にレシートをクラウド上に保存することを推進しています。

台湾のレシートが宝くじになっているのはご存知のかたも多いと思います。

2ヶ月に一度、奇数月の25日に財政部のサイトで当選番号が発表されます。
当選した場合、レシート裏面に名前や住所を書いて、さらに身分証明書を持ってスーパーやコンビニなどに換金しにいきます。

載具を使うことは、私たち消費者にとっても良い点があります。
レシート自体が発行されないので財布の中にレシートの束がたまりません。
それゆえに原本を保管をしておく必要もありません。
また宝くじの当選確認はアプリがやってくれるので、自分で一枚一枚チェックする必要はありません。
さらに振込先先銀行を登録しておくと、宝くじに当選した場合、自動で振込までしてくれるよう。

登録は外国人でも可能ですが、台湾の電話番号が必要になります。
まずは財政部のホームページにアクセスして電話番号を申請します。

そして發票載具アプリに財政部から送られてきたパスワードを入れて登録します。
(いくつかアプリがありますが、検索して1番目に出てきた發票載具というアプリをダウンロードしました。周囲の友人に聞いてみると財政部のアプリを使用している人が多かった!)

これで載具のバーコードが取得できるので、会計の時にバーコードを見せるだけ。
店員さんがスキャンをしてくれます。

それでは發票載具アプリのいいところを紹介します。
レシートが溜まっていくので、家計簿代わりに使うことができます。
消費分析で、自分がどこのお店でよく消費しているか、何日によく買い物をしたか確認することができ、自分の買い物傾向がわかります。
※アプリ内にレシートが反映されるまで時間(最長約2日)がかかることもあります。

載具をしてレシートを保存していくとアプリ内の木が育って行ったり、存載具したレシートの数で占いができたりとゲーム感覚で使え、私たちを飽きさせないような工夫はさすがです。

台湾に来た時には是非このようなアプリをインストールして、レシートをクラウド保存しながら、一緒に一攫千金を夢見ましょう!

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