2021.04.09
MRTの小さな旅 − 大頭橋駅
淡水河にかかる台北橋のちょうど出入り口にかかるので、この地域は大頭橋と呼ばれています。
また、台北橋は台北市と新北市を繋ぐ橋なので、朝のラッシュアワー時には郊外の新北市から台北市へ出勤するたくさんのバイク、通称「バイクの滝」を見ることができます。
この圧巻の光景は台湾名物の一つです。
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創業50年近い老舗のお店で、いつも多くの地元っこ達が列を作っています。
米糕(ミーガオ)とはもち米を豚肉や煮卵と一緒に蒸した小吃で、昔は竹の筒に入れて蒸したことから筒仔米糕とも呼ばれています。甘いタレをかけるとさらにおいしい。
欲張りさんには大綜合(脂身と脂身少なめのセット)をおすすめします。
それから、ぜひおすすめしたいのは豬肝湯(レバーのスープ)。
薄切りのレバーがこれでもかとたくさん入っているのですが、千切り生姜がレバーの臭みを消しつつ、アクセントにもなっていてほっとする味。レバーが苦手な人もぜひ一度挑戦してみてほしい。
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日本時代の1933年に設立完成した警察署で現在は台北新文化運動記念館となっていて、民主主義運動の歴史に触れることができます。
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外壁のレンガは北投窯製で、この赤茶色は国防色とも呼ばれ、防空保護の意味もあるそう。
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また、施設の一部では1900年に解体された台北城の石材が使用されています。
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こちらはかつてパイナップルの缶詰を販売し栄えた商人でパイナップル王と言われる葉金塗が建てたバロック様式の私邸。よく見るとパイナップのレリーフがあります。
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昔の台北に思いを馳せながら、ゆっくりコーヒーを飲むのも楽しいかも。
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大頭橋駅からは以前紹介した大稲埕慈聖宮へも歩いて行くことができます。
今回もたくさん楽しみました。次はどこで下車しましょうか。