2020.12.21

台湾の楽しい試み – ちょっと出国と偽出国

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2020年は図らずも世界中でコロナウイルスが蔓延してしまったために、海外へ行く機会が少なくなってしまいました。
台湾では海外旅行へ行けなくなったことで、たくさんの人が海外に行く感覚を忘れてしまうと言う声があちこちから上がりました。そして、これはチャンスだといろいろなビジネスアイデアが持ち上がりました。

今年の7月、松山空港はちょっとした出国体験を味わえる題して微出國「ちょっと出国」を企画して、抽選で選ばれた幸運な60名が参加しました。

Photo credit: Ethene Lin on Visual Hunt / CC BY-NC-SA

松山空港にてチェックイン手続き、荷物検査、出国審査、免税店でのお買い物、飛行機内での座席の案内を経て、再び台湾に入国すると言う約3時間のコースを楽しみました。
普段では経験できないイベントです。

Photo credit: Ethene Lin on Visual hunt / CC BY-NC-SA

その後、チャイナエアライン、エバー航空、スターラックス航空、タイガーエアが航空会社が新しいプランを発表しました。
偽出國(ちょっと出国)と題して、桃園空港内の施設の見学や空港職員体験、あるいは微出國プランと同様に出国手続きをした後、飛行機は桃園空港を出発し、台湾周辺、或いは日本の九州、またはフィリピン上空まで向かいました。
機内では豪華な機内食をいただきながら、しばしのフライトを楽しみ、海外旅行の体験を思い出し、乗客は飛行機を降りることなく再び桃園空港へ戻ってきました。

まだ、自由に海外に行くことはできませんが、海外へ行く感覚や空港へ行く楽しみを忘れないように、ちょっと出国と偽出国体験を楽しみながら次の海外旅行の計画を立てましょう。
またみなさんが台湾に訪れることを楽しみにしています。

Cover Photo Credit: waychen_c on Visual hunt / CC BY-NC-ND

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