2020.09.23

台湾式の定食 − 君悦排骨

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以前の記事では、好きなものを選べるバイキングの話をしましたが、今回は台湾式の定食の話をします。このタイプのお店は「快餐店(ファーストフード)」や看板料理という名を呼ばれることが多いのですが、例えば「○○排骨飯(リブ)」「○○雞腿飯(チキンモモ肉)」。なぜ台湾定食と呼ばれるのかというと、注文してから提供される食事が基本的には日本の定食と同じで、主菜1品、副菜3~4品、白米、スープというものだからです。しかし、レストランによっては、消費者が選べるように数種類のおかずを用意しているところもあり、量と種類はレストランによって決定されるだけです。この種のレストランのメインコースは、肉を揚げたり煮込んだりして構成されたものが一般的。最も一般的な「炸排骨(揚げリブ)」、「炸雞腿(揚げチキンモモ肉)、「炸魚排(揚げ魚)」、「控肉(豚の角煮)」、「豬腳(豚足の煮込み)」などのようなものがあります。

今回は台北で有名な「君悅排骨」をご紹介します。メニューには約8種類のご飯と麺類があります。メインは「排骨」、「雞腿」と「魚排(フィッシュフライ)」など。ご飯と高菜飯どちらかを選べます。また、牛肉麺や乾麺もあります。さらに、主菜やおかず、飲み物を追加することができます。

こちらは注文した「排骨酸菜飯」。通常、この定食は大皿で提供されます。しかし、こちらは大きな器にご飯を盛って、おかずを上に乗せるという、より伝統的な方法です。

メインディッシュのリブはちょうどいいサイズ。とてもサクサクした食感です。

定番のおかず「酸菜」の他にも、毎回違う種類のおかずがあります。

たけのこスープも提供されています。 もちろんこのセットには、たけのこスープも含まれています。

こちらは「酸菜雞腿飯」。メインが鶏もも肉に変更されたことを除けば、他のおかずは「排骨酸菜飯」とも同じです。

鶏ももかなり美味しそうでした。

おかずと飲み物

台湾では持ち帰り料理が普及しており、店内利用以外はほぼ全ての飲食店で持ち帰りサービスを提供しています。

「君悅排骨」は現在台北市内に直営店が9店舗ほどあります。率直に言って他の類似店に比べて価格はかなり高めですが、安定した料理の品質と清潔な店舗環境が台湾で20年以上もブランドを維持している理由のひとつで出張や旅行で台湾を訪れる日本にかたにもおすすめです。

ごちそうさま、また次回。

君悦排骨

台北市中山区北安路592-1号

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