2021.01.11

台湾のコンビニでよく見るスナック菓子ー古くからの友達の可樂果

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台湾のコンビニには沢山のジュースがありますが、コンビニやスーパーでよく見かけるスナック菓子と言えば「可樂果」です。

パッケージには老朋友=古くからの友達と書かれていて、文字通り小さな頃によく食べたスナック菓子です。おじいちゃんやおばあちゃんの家に行くと必ず用意してくれていたし、台湾のお寺に必ずお供えしてあります。さらにはビールのお供にもなるお菓子としても人気です。
一袋、25元から購入できます。

「可樂果」は特徴的なぐるぐるらせん状の形とサクッとした食感がクセになる聯華食品と言う会社の人気商品です。

聯華食品は台北の迪化街から始まりました。
創業者は製麺機を購入して、いろいろな原料を配合し試行錯誤を重ねました。
そして、そら豆を使うとらせん状の形になって、油で揚げるとサクサクになることを発見しました。この、そら豆を使ったスナック菓子を販売すると、瞬く間に大人気商品となりました。

需要が高まるにつれ、大量生産する必要があり、この形やサクサク感を出すことが難しいと言う問題にぶつかりました。
そして安定した商品を製造できるようにと苦労と研究を重ねた後、原料がそら豆からえんどう豆と変わりました。

人気のオリジナル味や定番のニンニク味に加えて、最近では台湾式居酒屋のメニューの炒海瓜子(あさりの炒め物)、特大サイズなど、今ではパッケージのサイズや期間限定の味など、次々と新商品が発売されていて、相変わらず私たちを飽きさせることはありません。

老朋友(古い友達)は好朋友(親友)となりました。
みなさんもこのスナック菓子と好朋友になりましょう。

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